株式会社Minori
- Stack
- HTML / SCSS / JavaScript / PHP / WordPress
- Duration
- 3週間
- Design
- PC・SPデザイン制作(Figma) / 最終調整はディレクション担当者
企業の想いを伝える情報設計から、デザイン・実装・CMS構築までを担当。公開後の更新や運用も見据えて設計しました。
Context
デザイナーさんが自主制作として設計・制作した、不動産業界に特化した転職エージェントLP。
ターゲットやCV、想定する閲覧シーンとあわせてPhotoshopカンプをご提供いただき、コーディングを担当しました。
不動産業界での転職を検討するユーザーが、隙間時間でも必要な情報を把握できること。
現職の評価制度・年収・働き方に課題を感じている20〜30代の不動産業界従事者が中心。
在職中のユーザーが通勤中や休憩中にスマートフォンで閲覧することを想定し、転職支援の特徴や実績、利用者の声などを順に確認できる構成が設計されていました。
無料の市場価値診断・キャリア相談への申込。
サービスの特徴や実績、成功者の声、利用の流れ、よくある不安への回答を通して、転職を検討するユーザーの判断材料を提示。
最終的に、無料の市場価値診断・キャリア相談への申込につなげることが、このLPのCVとして設定されていました。
情報を追う先に、
相談という選択肢が
自然に残る設計。
Target
20〜30代の不動産業界従事者を中心に、現在の評価制度・年収・働き方に課題を感じ、転職を検討しているユーザーを想定。
在職中の閲覧が多く、通勤中や休憩中などの隙間時間にスマートフォンから情報収集・申込を行うことを前提として、デザイナーさんによりSPを中心としたLPとして設計されています。
仕事の合間に見るからこそ、
短時間でも情報を追いやすく。
Overview
不動産業界に特化した転職エージェントのLPです。
デザイナーさんからターゲット・CV・想定する閲覧シーンなどの設計意図とPhotoshopカンプをご提供いただき、コーディングを担当しました。
カンプの再現だけでなく、設計意図を踏まえて動きやUIを検討し、必要な箇所では実装側からも提案。デザイナーさんとすり合わせながら仕上げています。
Project Information
制作範囲は案件ごとに異なります。
この案件ではデザインの支給を受け、
実装から公開までを担当しました。
Approach & Implementation
案件ごとに異なる目的やデザイン、
運用条件に合わせて、
実装方法や情報の見せ方を考えています。
いつも大切にしていることは、
Processへ。
デザイナーさんから共有いただいたのは、在職中のユーザーが通勤中や休憩中などの隙間時間に、スマートフォンで閲覧・申込することを想定したLPであること。
そのため実装では、動きを加えて目を引くことよりも、限られた時間の中で情報を追いやすく、必要な内容を妨げないことを判断の基準にしました。
アニメーションやUIを検討する際も、「動かせるか」ではなく「このユーザー、この閲覧状況に必要か」を考え、長尺のLPを無理なく読み進められる強さやタイミングに調整しています。
誰が、どんな状況で見るのか。
そこから実装の判断を始める。
「成功者の声」は、デザイナーさんからのご要望をもとにカルーセルとして実装しました。
さらに、現在位置と全体のカード数が分かれば「あとどれくらいあるのか」をひと目で把握でき、「これくらいなら見てみよう」と続きを見るきっかけになると考え、ページネーションの追加をご提案。
現在位置はネイビー、その他は薄いグレーとし、デザインの雰囲気を崩さない見せ方に調整しました。自動切り替えの速度についてもご提案のうえ、実際の動きを共有しながらデザイナーさんとすり合わせています。
残りの量が見えることで、
「もう少し見てみよう」につなげる。
動きを加える際は、機能だけでなく、支給されたデザインの雰囲気を崩さないことも意識しました。
CTAには、デザイナーさんからご要望いただいた「キラッとする演出」を実装。視線を引きながらも情報より演出が目立たないよう、光り方やタイミングを調整しています。
またセクション間の矢印やドットには、デザインのあしらいを活かした控えめなアニメーションを追加。スクロールに合わせて動きを加えることで、静止画のカンプが持つ世界観を保ちながら、Webとして自然に次の情報へ視線をつなげることを目指しました。
デザインを「動かす」のではなく、
デザインに合う「動き」を考える。
Technical
使用した技術と、何のために使ったか。
HTML / SCSS
カンプの構造を読み取り、各セクションを意味のある単位でマークアップ。SPカンプをベースに、PCではコンテンツ幅を制御して表示を調整しました。
JavaScript / jQuery / Slick
カルーセルやアニメーションなどの、閲覧を補助するインタラクションを実装。
Image & Loading
画像のWebP化、alt属性・width / heightの設定、表示位置に応じた遅延読み込みなど、公開時の基本的な最適化にも対応。
掲載していない実装についても、必要に応じてご説明します。
Post-Release
公開したあと、特定の環境でだけ
レイアウトが崩れていることが分かりました。
原因の切り分けから、一度試した方法の見直し、
最終的な修正までを順に記録しています。
Google Pixel で端末の文字サイズを 115% に
設定し、Android版 X のアプリ内ブラウザから
閲覧した場合に、文字の見切れや重なり、
装飾のずれ、横スクロールが発生していました。
通常の Chrome では正常に表示されていたため、
環境と設定が重なったときだけ
起きる崩れでした。
今回の環境では、端末の設定によって
文字だけが拡大され、固定サイズの枠や
絶対配置した要素との整合性が
崩れていました。すべての Android 端末で
同じ現象が起きるわけではなく、
文字サイズの設定とアプリ内ブラウザの
組み合わせによって現れる崩れだと
考えています。
文字サイズに合わせて枠や余白も一緒に拡大されるよう、em を使った調整を試しました。ローカルの疑似環境では横スクロールが解消されましたが、実機では文字とその他の要素で拡大のされ方が異なり、テキストが画像に重なるなど別の表示崩れが発生しました。
そのため em による調整は不採用とし、以降は実機で表示を確認しながら原因を切り分ける方法へ変更しました。
カンプへ完全に合わせることよりも、
文字が拡大されても情報が読める状態を
保つことを基準にしました。
サイズを固定している箇所を、
内容に合わせて伸びる形へ置き換えています。
修正後、同じ端末・同じ文字サイズの設定で
もう一度確認しました。
すべての環境でカンプと完全に一致させる
ことよりも、重要な情報の可読性を守ることを
優先しました。環境によって多少の差が出ても、
伝えるべき内容が読める状態であることを
合格ラインにしています。
また、疑似環境での確認だけで合格とせず、
実機と挙動が一致しているかを確かめること、
必要に応じて検証方法そのものを見直すことの
重要性を学びました。